豊富な公的研究費獲得実績を誇る第一線の研究者陣が育む異文化理解能力と問題解決能力で、学生のみなさんをサポートします。
「東アジアを学びつくす」ためには、中国語と韓国語を学ぶだけでなく、その歴史や政治・経済、そして文化に関する知識を積極的に吸収することが不可欠です。私が担当しているのは、歴史や政治、そして経済などに関する講義科目ですが、勉強はもちろんのこと、皆さんが「東アジア」を「食べつくし」たり、「語りつくし」たりできるよう、いろいろとサポートができればと考えています。「すごく濃い『東アジア』の4年間」が皆さんを待っています!
母語の外に出ることで、初めて見えてくるものがあります。だから知らない単語を一つ覚えることは、新しい旅の始まりなのです。私の授業では中国台湾の文学や映画を通して、言葉を学び、そこで暮らす人々の生活を感じ取ります。中国語という豊かで奥深い言葉の世界に浸りながら、私たちが生きる「東アジア」を共に感じていきましょう。小さな努力を重ねることで、自分自身を高め育ててゆける。そういったアクチュアルな学びの場として、東アジア学科はあなたの前に開かれています。
韓国語は、発音と文字が日本語とは大分違うので、慣れるまではなかなか大変です。ただし、それらに慣れてしまえば、文法は日本語と良く似ているので、辞書の引き方に慣れさえすれば、読解はそれほど難しくはありません。英語の読解に苦労した人は、余りに簡単に読めてしまうので、かえって拍子抜けしてしまうかもしれません。ただし、いくら似ているといっても外国語であることには間違いありません。特に、会話をマスターするには不断の努力と時間が必要です。焦らずに私たちと一緒に勉強していきましょう。
私は韓国文学や映画を通した「東アジア共生文化」作りプロジェクトに取り組んでいます。日本、韓国、そして中国という「国」を超え、「東アジア市民」による「東アジア共生文化」作りの夢を一緒に実現してみませんか。
語学の勉強を通じて、中国だけでなく世界をもっと理解し、身につけた語学力を活かして、卒業後は社会に貢献できる人間となれるよう、皆さんの学生生活を応援したいと思います。
東アジア学科の学生が高度な言語能力を身に着け、異文化理解のリーダーになれるよう精いっぱい応援します。
熊本や九州は、日本の中でも特に朝鮮半島とのむすびつきが強い地域です。東アジア学科では、専門的かつ実践的な指導のもとでことばの学習をすることができますが、それと合わせて、歴史や文化、政治、経済に関する知識を身につけることで、隣国への理解はさらに一層深まります。講義やゼミなどを通じてそのお手伝いをしたいと思います。
中国語は日本語同様、漢字を使っているので、日本人にとっては入門しやすい外国語です。ただそこが落とし穴で、文字を見ただけでなんとなくわかったような気にさせてしまう恐ろしさが中国語にはあります。ことばは音です。目で見て意味が理解できても、耳で聞いて理解でき、そして口を開いて発音できないことには「中国語ができる」ことにはなりません。さあ、まずは大きな声で「好!(ニーハオ)」と言ってみましょう!
勉強すると良いことがたくさんあります。勉強しないと後悔する時が必ずやってきます。