外国語学部では、外国語の運用能力を身につけ、それを道具として海外や国内で活躍できる人材の育成をめざしています。徹底したトレーニングとともに日本と各国の歴史や文化、習慣について見聞を広め、豊かな教養を身につけます。人類は元来、ことばを介して交渉することで、個人や社会の幸福度を高めてきました。それぞれのおかれた場所で相手の立場や主張を理解し、自身の考えを適切に伝え、よりよい環境を生み出すことができる人材を育てます。
ことばを効果的に伝えるための音声を重視し、語彙・文法の基礎を固め、徹底した反復トレーニングでスキルアップ。公的な場で通用する語学力を身につけます。授業は日本や各国の言語学、歴史・文化・政治学の分野で先駆的な研究実績を持つ教員が担当。その成果を教育に還元しています。
短・長期の海外研修や海外インターンシップなど実践の機会を豊富に設けており、多くの学生が制度を利用し経験を積んでいます。また、2019年3月に完成した新校舎に、学生が運営し、留学生と交流するイングリッシュラウンジを移転。多国籍の言語が飛び交う環境で語学力の向上が望めます。
学習成果を全国レベルで可視化するため、語学検定試験の受験を奨励。獲得スコア・級に応じて、その努力を表彰する「外国語学部長賞」を設けています。また、2018年より総合成績優秀者に贈る「外国語学部成績優秀学生賞」を新設。高いモチベーションを保ち、自ら学ぶ姿勢を育んでいます。
外国語学部卒業生の進路は、キャビンアテンダントをはじめとする航空業・旅行業・教員など外国語を直接使う仕事はもちろん、日本語教員・ホテル・金融など、多様な業種に広がります。国境を超えた経済活動が拡大し、熊本・九州においても、企業や行政で外国語に通じた人材が必要とされています。さまざまなシーンに応じて外国語を運用できる能力は、仕事の幅を大きく広げます。