FACULTIES

英米学科

外国語学部

英米学科

学生数:379名(男子41%|女子59%)教員数:14名

学生数:379名(男子41%|女子59%)教員数:14名

3つのプログラムと充実の新カリキュラムで
国際戦略拠点九州・沖縄、世界と共奏する人材へ。

※経済産業省「九州・沖縄Earth戦略II」が策定され、輸出、観光等の国際化が推進されています。

体系的なカリキュラムに沿った指導で、英語を使った高度なコミュニケーション能力を育成し英語圏の文化・社会・歴史の学びで、異文化理解力を涵養します。

学びのキーワード
「エアライン・ビジネス演習I/II」を
新たに開設

航空・ホテル・旅行などの各業種で必要な知識、技能を学ぶことのできる「エアライン・ビジネス演習I/II」を2024年度からの新カリキュラムで新たに設置。学んだ知識をキャリアへとつなぐ環境を整えます。「エアライン・ビジネス演習II」では、空港での実習も予定。実践的な学びで、応用力の養成を図ります。

選べる語学研修でめざす
キャリアへ一気に近づく

英米海外研修(約1ヵ月間・アメリカ)、長期海外研修(約3ヶ月間・カナダ)、短期集中英語研修(約2週間・ミシガン州立大学連合日本センター)と、3種類の海外(国内)語学研修をフルラインナップ。充実したメニューから、最適なプログラムを選べます。(2023年度からは、全研修を再開しています)

「基礎ゼミ」で自己実現に向けた
大学生活をプランニング

大学生活を送るための基礎的知識と大学における学びのリテラシーを身につけ、高校から大学への学びの移行をスムーズに行うことを目的とした少人数の「基礎ゼミ」を1年次春学期に開講。授業に関する基礎知識や卒業後のプランを含めたライフデザインを明確にすることで、学科での学びの理解度を深めます。

英米学科の学び

2024年度より、学生のキャリア構築を支援する3つのプログラムを設置
英語力+(分野別)グローバル実践力の養成で、目標へさらに近づける体制を整えます

英米学科の学び
英米学科の学び
TA制度

大学院生や選考試験をパスした上級生が、講義や実習、演習等の教育活動を補助し、学生に対するきめ細かな指導を行っています。

TA制度
Honors English Seminar

留学をめざす学生や英語力の高い学生をさらに伸ばすためのプログラムを設けています。原則英語だけで行われるハイレベルな授業や、総合的な英語力を習得しながらTOEFL®(英語を母語としない人のための英語能力試験)530点以上をめざす授業があります。

国内外で体験できる学科独自の研修制度

学んだ英語を実践できる独自の研修制度を設け、語学研修から海外での就業体験まで、幅広いプログラムを提供。期間は2週間~約5カ月まで、行き先も国内外から希望に合わせて選択できます。経済的負担を軽減するための奨学金制度もあります。

国内外で体験できる学科独自の研修制度
英米学科だけの海外留学・研修制度

学んだ英語が実践できる独自の研修制度。期間や内容、行き先も希望に合わせて選択できます。

英米海外研修
学科の正規科目 単位認定
夏休みを利用して海外へ

学んだ英語が実践できる独自の研修制度。
期間や内容、行き先も希望に合わせて選択できます。

CheckPoint
  • 研修期間:1カ月
  • 認定単位:4単位
  • 研修内容:授業+体験学習
  • 滞在先:ホームステイ
長期海外研修
学科の正規科目 単位認定
派遣留学に準じた単位交換制度

カナダの大学付属語学学校でホームステイをしながら学びます。留学生とのディスカッションやチームでの調査発表などが行われます。

CheckPoint
  • 研修期間:3カ月
  • 認定単位:最大16単位
  • 研修内容:授業+体験学習
  • 滞在先:ホームステイ
海外インターンシップ
学科の正規科目 単位認定
語学力に応じて研修先が選べる

3カ月の長期海外研修を終えると1週間後にインターンシップがスタート。語学力に応じて観光・福祉施設などから研修先が選べます。

CheckPoint
  • 研修期間:8週間
  • 認定単位:2単位
  • 研修内容:インターンシップ
  • 滞在先:ホームステイ
短期集中英語研修

滋賀県にある施設でアメリカからの留学生と共同生活を送りながら、総合的な英語力を高める国内短期留学です。

CheckPoint
  • 研修期間:2週間
  • 認定単位:2単位
日本語教育海外研修

海外で日本語を教える日本語教員をめざす人が、韓国、台湾、ニュージーランドをはじめ国内外5カ所で現地実習を行います。

CheckPoint
  • 研修期間:2〜4週間
  • 認定単位:2単位
語学力に応じて研修先が選べる
語学検定受験を奨励 表彰制度も

学習成果を全国レベルで可視化するため、語学検定試験の受験を奨励。好成績を収めた学生の学習努力を「外国語学部長賞」として表彰しています。

  • TOEIC® 800点以上 7名(うち900点以上3名)
  • 実用英語技能検定 準1級以上 9名

※過去5年の実績

資格取得等
高等学校・中学校教諭一種免許状(英語)が取得可能。
留学をめざす人にはTOEFL®、職場で使う英語力アップにはTOEIC®対策の授業を開講。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 日本語教員養成課程修了証書
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
取得や受験を支援している資格・検定
  • TOEIC®
  • TOEFL®
  • 実用英語技能検定
カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム

(2024年度入学生適用予定)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。また、企業活動への理解とビジネス界で通用する基礎力養成のための「ビジネス副専攻」に関する科目もあります。

PICK UP!
Advanced Writing I・II

短いニュース記事やエッセー、昔話などいろいろな形式の自由作文を通して、自己表現することを目的とし、スタイルや書き方の違いを認識しながら、さまざまなジャンルで英語を自由に書ける楽しさを味わいます。

PICK UP!
英語史Ⅰ・Ⅱ

英語の歴史を紐解き「なぜ3単現に-sをつけるのか?」「なぜnameはナメではなくネイムと読むのか?」といった疑問を解き明かしていきます。英語教育や専門職にいかせる知識を身につけるとともに、事象に対する多面的な思考力を養います。

ゼミテーマ
  • 佐藤ゼミマクロ的・ミクロ的視点から見る異文化理解
  • トウメイ ゼミMarvel comics and American culture
  • 堀 ゼミ英語のスタイルを研究し、英語力を養う
  • 向井ゼミアメリカ小説と映画
  • 米岡ゼミWorld Englishes
  • 神本ゼミより良い英語の学び方:研究と実践
  • オストマン ゼミCultural Understanding through Literature
  • 坂田ゼミ心理実験で、英語を使えるためのアプローチを見つけよう
  • 矢冨ゼミ英語史、社会言語学研究

※年度により変更になる場合があります。

教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2023年度版です。2024年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

ゼミ現役生×教員
ゼミ現役生×教員
坂田ゼミ

学習者と母語話者の差異を調査し英語習得のヒントに

Student’s Voice 将来の英語指導にもいかせるように英語学習についての実験・調査を進めていきたい

樋口 拓真

英米学科4年熊本県/必由館高等学校出身

坂田ゼミを希望したのは、英語学習に対する日本人の苦手意識に興味があり、心理実験を用いて解明することに惹かれたから。現在は英単語と色の関係性を調べており、接頭辞によって色のイメージが異なっているという傾向が見えてきました。ソフトウェアを使ったデータ分析はこれからの英語教育に役立つと考えています。将来は英語教員を志望しているので、教育にいかしていけるようにこの研究を深めていきたいです。

Professor’s Voice 話者の心理を探り英語が話せるようになるカギを見つける

坂田 直樹

英米学科准教授

「心理言語学」が専門で、ゼミではプログラミングを用いた心理実験を行い、英語学習者の心のなかを見て、母語話者との違いを探します。そのうえで、学習者と母語話者ではどこが異なるのか、どのように工夫すれば英語学習が進むのかを具体的に考えていきます。このような未知の問題に取り組むことで問題解決力を身につけ、社会で直面するさまざまな課題に向き合っていける力を養ってほしいですね。

時間割モデルケース
深水 麻帆
無意識に感じていた英語の不思議を
英語の歴史からひも解く

深水 麻帆

英米学科4年熊本県/水俣高等学校出身

幼少期から英語が好きで、中学生のころには教師をめざすようになり、英語を専門的に学ぶために本学科へ進学しました。「英語史」では、さまざまな社会的影響を背景につくられた発音や文法などの成り立ちを学びます。その成り立ちを理解した時の爽快感がうれしく、英語の面白さを実感する瞬間で、いつも心躍るような気持ちで授業に参加しています。

深水さんの3年次 春学期授業時間割

 
1 パブリック
スピーキングI
    現代教育論I  
2 日本語学概論I 心理学I 英語科
教育法C
英語
ディスカッションI
教育方法論
3   キリスト
教概論I
    専門演習I
4       環境論IIA 英語史I
5 生徒指導の
理論と方法
       
卒業生メッセージ
川本 竣也
英語力を磨き上げ、夢の航空業界へ

榮德 明花

英米学科(2023年3月卒業)熊本県/東稜高等学校出身
就職先株式会社ジェイエア(客室乗務員)

中学生のころから、お客様に喜んでいただけるサービスをチーム一丸となって作り上げる航空業界に憧れていました。高校では国際コースで学び、さらに英語力を磨いて航空業界に進みたいと考え、就職実績の高い本学科を選択。1年次で参加した“チューター制度”で留学生と交流したことや、授業での学びを通してTOEIC®のスコアを上げることができたことなどが自信になり、就活で英会話能力を問われるシーンでは実力を発揮できたと思います。それらの経験に加え、「時事英語」の授業で英語での自己表現力を高めることができたことは、これからの大きな力になると確信しています。

就職実績
英米学科は「航空・教職・グローバル企業」に強い
  • (株)ジェイエア
  • (株)JALスカイ
  • ANA沖縄空港(株)
  • スイスポートジャパン(株)
  • (株)Plan・Do・See
  • 九州産業交通ホールディングス(株)
  • (株)熊本県民テレビ
  • 東京エレクトロン九州(株)
  • 日本銀行
  • 三井住友信託銀行(株)
  • (株)三井不動産ホテルマネジメント
  • スターバックスコーヒージャパン(株)
  • コストコホールセールジャパン(株)
  • ルイ・ヴィトンジャパン(株)
  • 熊本赤十字病院
  • (福)恩賜財団 済生会熊本病院
  • 熊本県(行政)(教員/中学校英語)
  • 宮崎県(教員/中学校英語)

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。